横川砂和子のページ

教学の成果

「七夕」伝説の変遷

 中国から伝来した「七夕」は、「しちせき」と読まずに、なぜ「たなばた」と読むのか、なぜ「7月7日」になったのか、中国の七夕のストーリーは日本とどう異なるのかなどについて記述しました。

漢詩を音読してみよう

 日本人が漢詩を理解するとき利用する訓読は、日本人の卓越した発明であるが、意味の面で限界がある。さらに、意味だけ分かっても、それでは漢詩の半分しか理解されていない。それは漢詩の発音を無視しているからである。では、どのように読むのが最善なのかについて説明を加えてみました。

「一般学生・留学生相互交流読書感想文コンクール」を実施して

 京都経済短期大学において「第一回京都経済短期大学一般学生・留学生相互交流読書感想文コンクール」を実施した。この催しの趣旨は、日本人学生と留学生が読書の感動を文章に表現し、互いの感想文の交流を通じて、互いの母国のものの見方、考え方の違いを認識し、発想を豊かにし、読書の楽しさ、素晴らしさを体験し読書の習慣化を図ることでした。私は、非常勤時代から日本と中国の子どもたちの読書感想文の交流活動を実現したいと希望していたが叶うことはなかった。専任となってから、留学生と日本人学生の交流の必要を感じ、企画から実施、挑戦してくれた学生の感想文、その審査、結果発表について伝えるものです。
 第三回の最優秀作品賞を受賞したのは、浙江財経学院 日本語学科の三年生の学生、褚燕児さんだった。実は、浙江財経学院は本学の第一期留学生の王麗萍さんの赴任した中国の大学であり、応募作品は、鴎外『高瀬舟』の感想文だった。 兄弟の一方が不遇の片方を思い、愛情を傾けるのを、自らの姉妹の境遇と重ね認識を深めたことによって、作品のより深い理解につながっている素晴らしい感想文であった。

読書感想文コンクール最優秀賞について

 最優秀賞を受賞したのは、浙江財経学院 日本語学科の三年生の、沈敏さんの森鴎外『舞姫』の感想文だった。「豊太郎のように人生の分岐点で恋人と自分自身の将来とどちらを選択するかで悩む若者たちが現在の世の中にもたくさんいる」とし、一方、中国で最近流行している「卒婚族」(卒業したとたん、すぐ結婚しようとする大学生のこと)の出現は、豊太郎と随分ちがっている。(中略)それは自由に主張できる新しい時代だからこそでき ることではあるのだが」と結論づけている。文学は時代を映す鏡と言われるが、どの時代にもさまざまの考え方があり、共通する部分と、相容れない部分があることを淡々と表現していて好感を抱いた。

「学生図書選書ツァー」

 2004年5月27日に実施した図書学会委員会主催の「第一回学生図書選書ツァー」2005年6月2日に実施した「第三回学生図書選書ツァー」の報告である。

けいたん留学生交流会について

 当時国際センター長だった筆者が担当した異文化体験論の授業のグループ発表①指数字②アリとキリギリス③ウサギとカメ④日本語における各国語の受容⑤各国語における日本語の受容等についてまとめてみました。